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ロンドン同時テロから考える。結局は自分達の責任でもあるという事。

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Excite エキサイト : 国際ニュース

また大変な事が起きてしまった…。もう既に起きてしまった事で、亡くなった人は帰って来ない…のだが、自分の考えを書き記す必要があると思うので書いてみる。

まず当たり前だけど前提として。市民を殺すようなこのような行為は間違っている。100%否定します。

が、市民を殺しているという事ではイギリスもアメリカとともに同じ事をやっている。「テロ」という言葉を使っているが、実は「戦争」なのだと思う。

イギリスの市民の過半数はイラク戦争に反対だった。
しかし、結局愚かなブレア政権がイラクに兵士を派兵。そして今回のテロが起きてしまった。

何が「テロに対する戦争」だ!と思う。テロリストを全滅させることなんて不可能。100%の当事者であるイギリスでさえ、テロを防ぐ事も出来ない。ブレア首相やブッシュ大統領自身は強固なセキリュティーに守られ、殺される可能性は低い。その代わり戦争をしたくもない市民が殺される。

だが市民に責任が全く無いかというと…。

イギリスからここ自分達の国日本に話を変えてみる。

派兵された軍隊が市民を殺していないという事で、イラクに派兵している他の国とは比べ危険度は低いとは言え、ここ日本でもテロが行われる可能性がある。小泉首相が米英主導のイラク戦争を積極的に支持し、自衛隊を派兵したからだ。

このように「テロで狙われる国」になる事を防ぐ事も出来た。小泉政権、自民党政権を選挙で落とせば良いだけだ。テロが起きたらという言い方は不謹慎なので、テロが起きるかも知れない国になってしまった責任が誰にあるのかと言うと

選挙時に
小泉・自民党政権を支持した人>公明党など自民党以外の与党を支持した人>選挙に行かなかった人>小泉・自民党政権に対する野党を支持した人
となると思う。

(誤解の無いように言っておくけど、野党第一党である民主党が完全に信頼できる政党とは思っていない。が、法律と国民の信任にに基づいてイラク派兵を決めるべきだと主張している。)

与党に投票するという事は小泉政権を支持するという事だ。そして彼が支持しているイラク戦争を支持するという事。そしてそれによって日本でもテロが起きる危険性を認めているという事。選挙に行っていない人もほぼ同じ。イラク戦争に反対だとしても、投票に行かない事によって自民党政権を間接的に承認する事になってしまうから。

自分は、「小泉・自民党政権に対する野党を支持した人」で一貫してイラク戦争に反対でデモなどにも行っている。が、その自分に責任が無いのかというとそうでは無い。学生運動をバリバリやっていた母親が言っていた「こういう事は死ぬ気で反対しなきゃ駄目なのよ。」という言葉。言われてみれば、自民党政権にずっと反対していてイラク戦争と自衛隊派兵に反対していたものの、死ぬ気で反対はしなかった。そしてイラクに自衛隊は派兵されてしまった…。止められなかったという意味で自分にも責任はある。(もちろん自分1人の力で止められるとは思ってないが…)

ここまで書いてこの先を考えられなくなってしまった…。のでとりあえずここまで。

by ericsy99 | 2005-07-08 23:59 | 時事問題・NEWS